磨かれた銀のトレイに整えた白磁のティーセットと白手袋、革表紙の書物を配した書斎の静物。代表挨拶を象徴する一枚
MESSAGE

代表挨拶

「執事は選ぶ時代へ」——三代目頭取・執事ベルからのメッセージです。

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三代目頭取よりFrom the Chairman

Message / 代表挨拶

ごあいさつ

ドイツ・ニュルンベルクの橋の上にモーニングコート姿で立つ、三代目頭取・執事ベル(石井裕一)
Representative / Third-Generation Chairman
執事ベル(石井裕一)
全日本執事協会 三代目頭取 / ハウススチュワード

1. 「執事は選ぶ時代へ」

執事——その言葉から、皆様は何を思い浮かべるでしょうか。英国の大邸宅、映画のワンシーン、あるいは「自分には縁遠いもの」という感覚かもしれません。

しかし、現代の執事は決して遠い存在ではありません。多様化するライフスタイルの中で、あなたの時間と暮らしの質を高めるパートナーとして、執事はいます。

私たち全日本執事協会は、1890年の創設以来、130年以上にわたり、日本における執事文化の灯火を守り続けてきました。これからも、本物の執事を育て、世に届けることで、一人でも多くの方の人生に豊かさをお届けしてまいります。

1.1 執事を「選択肢の一つ」に

かつて執事は、一部の特権階級だけの存在でした。私が就任以来一貫して発信してきたのは、「執事を特別な存在ではなく、選択肢の一つに」ということです。3時間のスポットから常駐まで、執事サービスの入口は、いまや誰にでも開かれています。

1.2 三代にわたる継承の上に

初代・田中慎吾が築いた礎、二代目・山田和彦が守り抜いた伝統——私の改革は、この継承の上に成り立っています。変えるべきは届け方であり、変えてはならないのは執事の本質。その見極めこそ、三代目としての私の責務です。

2. おもてなしの哲学

夕景の都心を望む書斎に白手袋・懐中時計・紅茶・白い胡蝶蘭を配した、おもてなしの哲学を映す代表挨拶の一枚

私たちの執事が大切にしているのは「先回りの気配り」です。依頼者が言葉にする前に、何を必要としているかを察し、行動する——それが執事の真髄です。サービスには型がありますが、その型を超えたところに、人と人との信頼関係が生まれます。THE BUTLERは、そんな執事たちの集まりです。どうぞ、本物の執事を「選んで」みてください。きっと、あなたの暮らしの景色が変わります。

2.1 型と心——二つで一つのサービス

美しい所作という「型」と、相手を思う「心」。どちらか一方では執事のサービスは成立しません。協会の研修が所作と人間性の両方を磨くことに時間を割くのは、この哲学のためです。

2.2 信頼はサービスの先に生まれる

執事の仕事の報酬は、料金だけではありません。「あなたに任せてよかった」という一言、長いお付き合いの中で生まれる信頼——それこそが、執事という職業を130年支えてきた原動力です。

経歴
祖父が協会所属の執事であった影響で28歳から執事の道へ。養成プログラムで家事・接客・国際プロトコルを学び直し、一流ホテルでのVIP対応を経て2023年3月に三代目頭取へ就任。
専門・活動
国際プロトコルとヴィンテージワインの知識は業界随一。国際VIPアテンド・講演・メディア監修を担い、テレビ・雑誌への出演も多数。

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