
執事の制服について
執事がなぜ制服を着用するのか。本日はその理由について語らせていただきます。執事を目指される方は、是非、ご一読ください。
スミスでございます。
お嬢様、奥様、お坊ちゃま、旦那様、お元気でいらっしゃることと存じます。
今年も気が付けばに4月になりました。
歳を重ねるごとと時間の経過が早く感じさせるのは当たっている気がしております。
このペースでは2022年も光陰矢のごとし、お紅茶を淹れる間に過ぎ去ってしまいそうです。
さて、そんな前置きは置き本題を。
大体の方は、幼稚園~高校までの間に一度は制服を着たことあるかと思います。
この制服という服装、実に大切です。
ただの堅苦しくてつまらない服、と思うかもしれませんが
――執事でその意識、不合格でございます!!
皆様のイメージ通り、しっかりと執事にも制服がございます。
皆様は制服の意味をしっかりと理解されておりますか?
制服はただの「お仕着せ」ではありません、しっかりと大切な意味が込められていることに気付いてらっしゃるでしょうか?
制服、英語ではUniformと言います。
Uni:一つの、単一の
Form:形、現れ
着る者をパッと見で判断できるわけですが、同時にいろんなことが分かる優れものです。
たとえば――
<自分チームか外部かの判別ができる>
もう一目瞭然です。色が白か黒しかない。
即座に敵味方を判断しなければいけない時、制服は必要です。
<所属、階級が区別できる>
上官、部下、どこそこ所属とか、パイロットだったら何本線~とかわかりやすい。また、自分の階級が他者にバレバレなため、気を引き締める効果もあります。
<仲間意識が芽生える>
チームプレイやチームワークなど、組織内にいれば他者との共存は必須。制服は心をつなげる役割も果たします。
<役割を果たす意欲を与えてくれる>
執事は執事らしく、メイドはメイドらしく、制服を着ることで『私は執事なのだ!』と無意識にその役にのめり込みます。
一般人が何かの制服を着てコスプレをすると、その役割になりきってしまうような、そんな効果がございます。
<組織を代表する立ち位置・象徴にある>
最も重要で、外部に「私はどこそこの者です」と周囲に知らせているも同然。これが【常に見られているという自覚】を養うことになり、人の前でもどのように振る舞うべきか教えてくれます。
執事は使用人のトップに位置する立場です。
この人が執事らしからぬ言動や立ち居振る舞いを見せたら、一瞬にして雇い主の顔に泥を塗ることになります。
また、他のスタッフに示しもつきません。常に制服で気を引き締め、自分が雇い主の代表なのだという気持ちを抱き続けなければいけません。
執事という職業の大前提として【個性を主張しない】があります。
所詮、私たちは使用人でございます。執事が個性を出したければサービスの品質で表現するべきです。雇い主の顔、家の象徴でもある執事が見た目で好き勝手をしてしまうとそれは迷惑行為となります。
こういう考えは執事誕生の歴史から常にクリティカルなので、肝に免じておくとよいでしょう。
本日は【執事の制服】についてお話させていただきました。
また、お会いしましょう。
スミス|執事


