
執事の椎名が、丁寧な手順とともに絶品スコーンの作り方をご紹介します。番号を追って進めれば、ご自宅でも本場の味わいが楽しめます。
ご主人様、お嬢様、いつもお読みいただきありがとうございます。執事の椎名でございます。今回お届けするのは、執事にとって必須のレシピともいえる「絶品スコーンの作り方」でございます。以前も一度ご紹介いたしましたが、今日はより失敗しにくい手順として、あらためて丁寧にまとめてまいります。
材料と下ごしらえ

まずは材料でございます。薄力粉、砂糖、塩、ベーキングパウダー、無塩バター、卵、そして牛乳。ご用意いただくのはこれだけでございます。
スコーンを成功させる最大の秘訣は、実は「温度」でございます。バターは使う直前まで冷蔵庫で冷やし、細かく刻んでおきます。ボウルや作業台も、できれば冷えているのが理想でございます。バターが溶けてしまうと、あの層になったサクサクの食感が失われてしまうのでございます。
焼き上げまでの手順
①薄力粉、砂糖、塩、ベーキングパウダーをボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます
①薄力粉、砂糖、塩、ベーキングパウダーをボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。
②冷たいバターを加え、指先で手早くすり混ぜます。バターの粒が小豆ほどの大きさになり、全体がそぼろ状になれば大丈夫でございます。ここは手早さが肝心でございます。
③別のボウルで卵と牛乳を混ぜ、②へ少しずつ加えながら、切るように混ぜます。練ってはいけません。粉気が少し残るくらいで止めるのが、ふんわり仕上げる秘訣でございます。
④生地を台に取り出し、優しくまとめて厚さ二センチほどに伸ばします。型で抜き、天板に並べます。
⑤表面に溶き卵を薄く塗り、百八十度に予熱したオーブンで、十五分から二十分。こんがりと色づけば焼き上がりでございます。
焼きたてを手で上下に割り、クロテッドクリームとジャムを添えてお召し上がりください。外はさっくり、中はしっとり。ご自宅でも、本場のティータイムの味わいをきっとお楽しみいただけます。次回も、美味しい料理のレシピをご紹介する予定でございます。お楽しみに。

椎名
ハウススチュワード+副頭取
協会の副頭取として、組織を支える女性執事のパイオニア。緻密なマネジメントと温かい指導力で、次世代を育てる。


