執事ベル(石井 裕一)が執事日誌を綴る様子をイメージした写真
BUTLER JOURNAL

執事日誌、はじめました――ご挨拶にかえて

THE BUTLER 頭取・執事ベルより、執事日誌の開設にあたってのご挨拶です。在籍する執事それぞれの声で綴る、日々のおもてなしの記録をこれから少しずつお届けしてまいります。

和モダンの応接室で、執事が手を差し伸べてお客様を席へご案内する所作

お嬢様、旦那様、ご機嫌麗しゅう。執事のベルでございます。この度、THE BUTLER の在籍執事たちが日々の便りを綴る「執事日誌」を開設する運びとなりました。開設のご挨拶を、頭取たるわたくしが最初に書かせていただくことになった次第でございます。

ふと思い出すのは、祖父のことでございます。祖父もまた執事の道を歩んだ人間でして、幼いわたくしに「執事の仕事は、お客様の前に立つ一瞬にあるのではない。その一瞬をお迎えするために積み重ねる、見えない日々の中にこそある」と申しておりました。この日誌は、まさにその「見えない日々」を、少しばかり言葉にしてお届けする試みでございます。

ですのでこの日誌、格式張った読み物にするつもりは毛頭ございません。道具の手入れの手つき、季節の変わり目にふと気づいたこと、先輩から受け継いだ小さな癖――そうしたとりとめのない話が、きっと多くなろうかと存じます。ちなみに、わたくしの好きな紅茶はフォートナム&メイソンのロイヤルブレンドでございまして、この話もいずれ書かせていただくつもりでございます。

そしてこの日誌の何よりの楽しみは、書き手がわたくし一人ではないところにございます。邸宅を長年守ってきた者、美術品を扱う者、玄関で最初にお客様をお迎えする者――同じ「執事」でも、見えている景色はひとつではございません。関西訛りで賑やかに書く者もおれば、寡黙に理屈を並べる者もおります。その不揃いこそ、どうか楽しんでいただければと存じます。

更新は不定期でございます。誰かが、ふとペンを取りたくなった折に綴ってまいります。派手な出来事の記録ではなく、日々の小さな気づきを大切に。今後とも THE BUTLER をどうぞよろしくお願い申し上げます。素敵な日々の便りになりますよう。

CONTACT

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください

経験豊富なスタッフが、あなたに最適なプランをご提案します。